Prime Consulting 社員ブログBlog

鳥山さん

2024.03.10
こんにちは。
ふとカレーを食べたくなり近場に複数のカレー屋さんがあった時、石川を応援するために最近はゴーゴーカレーを選ぶようにしている佐藤です。
がんばれ、石川。


さて、3月8日、業務中に衝撃のニュースが飛び込んできました。

鳥山明さんが逝去-

年間にいくつもの有名人が他界されたニュースが流れますが、人はいずれ死にますし、割とどなたが亡くなっても、そこまでびっくりする事ないんですが、
ちょうどこのニュースをYahoo!ニュースのPush配信で受け取ったときにトイレにいて、人が周りにいなかった事もあってか、思わず「え!?」と口に出してしまうくらい驚きました。

ドラゴンボールが週刊少年ジャンプで連載されていたのが1984年から1995年ということで、私の中学生のころまでとなります。
また、鳥山さんがキャラクターデザインを担当したドラゴンクエストのⅠが発売されたのが1986年。
DBもドラクエも、私の人生に少なくない影響を与えているわけですが、ちょうど小学生時代、中学生時代という多感な時期とドンピシャかぶっております。

ジャンプは毎週読んでいましたし、DBはアニメも毎週わくわくして観ていました。
テレビ番組で、たまに、ドラゴンボールの知識や台詞穴埋めのクイズ番組のようなものをやりますが、「ドラゴンボールが好きだよ」ってメンバーが集まっている中、
彼らと割とそん色ないレベルで答えることが出来ます。
小さいころ、漫画にめちゃくちゃのめり込むタイプではなかったですが、無意識で覚えてしまっている。それくらい我々世代にはDBはいつも近くにある存在だったと思います。

悟飯をかばって死ぬピッコロさん、フリーザに〇されて悔しくて泣きながら死んでいくベジータさん、クリリンのことかぁー、などなどみんなが知っている有名なシーンは私も好きですが、
意外と、「結婚すっか」「んだ」でさらっと悟空とチチが結婚しちゃうシーンとか、「え、そんなあっさり?」って感じで子供ながらに衝撃を受けたのを覚えていたりします。
あと、バトル以外の部分でも、フリーザ編(ナメック星編)は、ギニュー特戦隊が到着するまでの、七つのドラゴンボールを巡る三陣営(フリーザ一味、ベジータ、悟飯/クリリン/ブルマ)の駆け引きとかは、
お話としても良くできているなぁ、と、これは大人になってから特に思わされます。


また、ゲームの中でRPGが一番好きな私が、初めて触れたのがドラゴンクエストⅢでした。



たしか小学校三年生の時(発売時の熱狂からはすこし時間が経ったころ)、友人宅に行くと、
「姉ちゃんが買ったけど、自分は興味ないし、姉ちゃんが途中でクリアできなくて諦めたから、よかったら貸すよ」
と言われて借りたのがドラクエとの、RPGとの出会いでした。

自分好みにパーティを組み、キャラクターを育て、自分の分身として勇者たちがファンタジー世界を冒険して強くなり悪者を倒す。
一筋縄では次に進めない謎解き要素有り、時に泣ける要素有り、と最高の作品でした。

それから、意外と勉強にもなって、私は「東西南北」の概念を完全に理解したのはドラクエのおかげでしたし、
地理(世界地図)の勉強が苦じゃなかったのもドラクエと関連付けて覚えることが出来たからな気がします。

で、これらを成り立たせていたのは、鳥山先生がデザインした愛らしいキャラクターたちがあってこそでした。
ちょっとセクシーな女性キャラクターとか、子供にも害にならない程度の、絶妙なラインのお色気度だったのではないでしょうか。

ご冥福をお祈りいたします。